「夕焼け」が文部科学大臣賞を受賞しました
令和3年度に県および(公財)兵庫県人権啓発協会が企画・制作した人権啓発ビデオ「夕焼け」が文部科学大臣賞を受賞しました。
1 人権啓発ビデオに対する文部科学大臣表彰
(1) 実施主体 一般財団法人日本視聴覚教育協会
(2) 表彰対象 令和3年6月1日から令和4年5月31日までに完成した作品
選出された入賞作品の中から、さらに最優秀作品(文部科学大臣賞)を各
部門1作品以内選出
(3) 審査委員 社会教育主事、関係機関・団体関係者、学識経験者等
2 受賞作品の概要
(1) 作品名 「夕焼け」
(2) テーマ 「ケアラー~だれもが人権尊重される社会を~」
(3) 内 容 主人公は、幼い弟の世話や家事に追われる生活にしんどさを感じつつも、「家族のことは家族でするのが当たり前」という思い込みから、気持ちを押し殺して生活している。しかし、小学校時代の担任であり元ケアラーの灯との交流によって、自分の状況や本当の気持ちについて見つめ直し、将来に向き合うための一歩を踏み出す。この作品では、お互いを気にかけ、人と人がつながっていくことが、ケアラーとその家族が抱える問題解決の糸口になる様子を描くとともに、だれもがケアする側にもケアされる側にもなり、年齢属性を問わず、共に助け合える『だれもが人権尊重される社会』の実現をめざすことを目的としている。
(4) 制 作 東映株式会社(制作会社はコンペにより選定)
(5) 出演者 新井 美羽、前原 滉、石野 真子(兵庫県芦屋市出身)ほか