協会作成資料
研究紀要第六輯
●兵庫県における働く女性の人権 小河 洋子
- はじめに
- 第1章 兵庫県における女性労働と人権侵害
- 第1節 働く女性の現状
- 第2節 法・制度と固定的な性別役割分業意識
- 第3節 女性の労働権と関接差別
- 第2章 雇用労働の場における女性の人権
- 第1節 人権問題解決のための相談事業
- 第2節 兵庫県における相談事業の事例
- 第3章 雇用労働以外の場における女性の人権
- 第1節 雇用労働以外で働く女性
- 第2節 女性農業者の事例
- 第4章 女性の労働と差別是正の展望
- 第1節 働くことと女性の人権
- 第2節 人権の回復と問題解決
- おわりに
●在宅での高齢者虐待の実績と援助の課題 古橋エツ子 加藤悦子
-人権擁護の視点から-
- はじめに
- 第1章 高齢者虐待に関する研究の到達点
- 第1節 高齢者虐待に関する調査
- 第2節 考察-これまでの高齢者虐待研究の到達点と今後の課題
- 第2章 高齢者虐待の実態 -介護殺人の事例から-
- 第1節 息子による身体的暴力の事件
- 第2節 長男による介護放棄の事件
- 第3節 息子の配偶者(嫁)による身体的暴力の事件
- 第4節 事件の再発防止に向けて
- 第3章 高齢者虐待の予防に向けて
-高齢者虐待防止法制定をめぐる動き - おわりに
●日本における犯罪被害者支援の現状 堀口節子
- はじめに
- 第1章 犯罪被害に遭うと
- 第1節 突然、被害に遭うと
- 第2節 ある犯罪被害者遺族の訴え-強盗殺人事件の遺族-
- 第3節 被害者の現状
- 第2章 被害者支援の歩み
- 第1節 被害者支援活動の起源とその展開
- 第2節 日本における犯罪被害者支援活動の起源とその実践
- 第3章 ひょうご被害者支援センター
- 第1節 設立目的
- 第2節 ひょうご被害者支援センターの組織図とその特徴
- 第3節 活動内容
- 第4節 今後の課題
- おわりに
●CMCにおけるフレーミングと人権侵害 佐藤等史
- はじめに
- 第1章 人権侵害問題とCMC
- 第1節 CMCの特徴
- 第2節 人権侵害発言とCMC
- 第2章 フレーミングとは
- 第1節 フレーミングの定義
- 第2節 フレーミングに関する先行研究
- 第3節 Thompsen and Foulger研究の人権侵害問題への応用
- 第3章 本研究の実施方法
- 第1節 本研究における疑問と仮説
- 第2節 質問紙の作成
- 第3節 質問紙調査の実施
- 第4章 質問紙調査の結果
- 第1節 フレーミング認知得点の推移
- 第2節 CMC経験度との相関
- 第3節 個人の攻撃性との相関
- 第5章 結果の考察
- 第1節 フレーミングと認知されるタイミング
- 第2節 個人差とフレーミング判断の境界線
- 第3節 調査結果から見た人権侵害発言問題への提言
- 第4節 本研究の今後の課題
- おわりに
●人権としての労働権 小南浩一
-大正デモクラシー期(1918~22)の賀川豊彦の労働運動論を中心に-
- はじめに
- 第1章 労働運動の画期の画期となった1919年
- 第2章 第1次大戦後の労働運動(要求・方法・担い手)
- 第1節 要求
- 第2節 運動の方法-労働者教育
- 第3節 運動の担い手
- 第4節 運動の国際的性格
- 第3章 賀川労働運動論の特色(その今日的意義)
- 第1節 賀川の労働運動観
- 第2節 労働の人間化(工場立憲)
- 第3節 政治的民主主義と経済的民主主義
- 第4章 賀川労働運動論の限界と可能性-ナショナリズムとコミュニズム
●人権に関する県民意識調査報告の分析 山本克典
-性別・年齢別の分析を中心に-
- はじめに
- 第1章 性別による有意差
- 第1節 人権問題に関する一般的な意識
- 第2節 人権侵害の経験と対応
- 第3節 個別の重要な人権問題に関する意識
- 第4節 今後の人権啓発・教育のあり方に関する意識
- 第5節 フェースシート
- 第2章 年齢別
- 第1節 人権問題に関する一般的な意識
- 第2節 人権侵害の経験と対応
- 第3節 個別の重要な人権問題に関する意識
- 第4節 後の人権啓発・教育のあり方に関する意識
- 第3章 考察
- おわりに